ボリ平式バイナリーオプション講座 【検証と評価】

ボリ平ドラゴンとは、一目均衡表の遅行スパンとボリンジャーバンド、平均足で構成されたチャートシステムです。

ボリ平ドラゴン
遅行スパンとは、単なる過去の終値(一般的には26本前の終値)を結んだラインにすぎません。26本前のローソク足の終値を線で結んでいけば、遅行スパンの完成です。

わざわざ一目均衡表を表示させなくても、移動平均線を表示させ、期間を1、表示移動を−26に設定すれば、遅行スパンと同じものを再現することが可能です。この遅行スパンを、ボリ平さんは「ドラゴン」と呼んでいるわけです。

この遅行スパンに、ボリンジャーバンド(20EMA)を組み合わせ、平均足を表示させればボリ平式ドラゴンチャートの完成です。

ボリ平ドラゴンの売買ルール

それでは、ボリ平ドラゴンの売買ルールを見て行きましょう。

《注意》ボリ平さんのブログ等から私なりにまとめたルールです。

チャートは1分足を使用します。通貨ペアは、EURUSD・USDJPY・GBPUSDなどです。

エントリールール(買い)
※売りルールはこの反対

1.陽線の平均足が数本以上揃い始めていること
2.遅行スパン(ドラゴン)がボリバン+3σを勢い良く抜けたタイミングで買いエントリー

遅行スパン(ドラゴン)の抜け具合ですが、勢いがあったほうが良いとされています。つまり、ほぼ垂直に近い形で抜けることが望ましいということです。

ボリ平ドラゴンエクスパンション
チャートを見ればおわかりの通り、これはボリンジャーバンドのエクスパンションです。ビクトリーメソッドアドバンスをお持ちの方であれば、馴染みのあるチャートパターンですね。非常にシンプルで理にかなっています。

エグジット(利食い)ルール
1.ドラゴン(遅行スパン)が逆方向にカクンと折れたタイミング
2.平均足の色が変わったタイミング
3.平均足が高値更新できなかったタイミング

上記複数のタイミングを見て、裁量にてエグジットを行います。これもシンプルで合理的ですね。ボリバンのエクスパンションの勢いが落ちてきたタイミングで、利食いとなります。利益確定は、5〜10pips程度を狙います。

損切りルール
遅行スパン(ドラゴン)がボリバン3σ内に戻された時

勢い良く3σを突き抜けても、抵抗にあって戻されるケースがありますが、その時は潔く損切りします。

ボリ平ドラゴン損切り
上記チャートでは、損切り前に遅行スパンが逆方向に折れていますので、エントリータイミングによっては利食いできているパターンですね。

ボリ平ドラゴンには逆張りもある

ボリ平ドラゴンは、基本的には順張りです。ボリンジャーバンドのエクスパンションを捉える手法です。イメージとしてはブレイクアウトに近いと言えます。

しかしながら、ブレイクアウト(エクスパンション)は頻繁に出現するパターンではありません。1分足を使いますので、じっくりと向き合っていれば遭遇することもありますが、むしろヘッドフェイクになってしまうことのほうが多いはずです。

ヘッドフェイクとは、エクスパンションの出来損ないです。つまり、ダマシですね。勢い良くボリバンが拡大するかと思ったら、急激にレートが反転し損切りとなってしまう現象です。このヘッドフェイクもビクトリーメソッドアドバンスで解説されています。

ボリ平ドラゴンの逆張り手法は、このヘッドフェイクを逆手にとってエントリーする方法です。ボリバン3σをドラゴン(遅行スパン)が抜けそうなタイミングで、急激に戻された場合に、逆張りでエントリーをします。平均足の変化も参考にしてタイミングを図ります。逆張りの場合、利確は5pips程度で行います。

ざっくりとですが、ボリ平ドラゴンの内容をご紹介しました。

ボリ平ドラゴンに死角はあるか?

ボリ平ドラゴンの手法を別の表現で解説すれば、ボリンジャーバンドのエクスパンションとヘッドフェイク(逆張り)を捉える手法、と言えます。

ベースとなるテクニカルは、ボリンジャーバンドです。そのボリバンのエクスパンションやヘッドフェイクを、より視覚的に捉えやすくするために遅行スパンを使用している、という印象です。非常に合理的であり、王道手法であると言えます。

では、このボリ平ドラゴンに死角はあるのでしょうか?まず、エクスパンション(トレンドフォロー)のパターンですが、これはなかなか発生しません。王道パターンが発生するまで根気強く待つ必要があります。

また、トレンドフォロー(ブレイクアウト)ですので、ダマシも頻発します。ダマシ(ヘッドフェイク)に対しては逆張りロジックもありますが、キレイに反転することは多くなく、大抵がグダグダに推移します。その多くは、損切りとなる可能性が高いですね。

勝率はそれほど高くなく、ブレイクアウト(エクスパンション)でしっかりと利益を積み上げないと損大利小となってしまいます。

めったに発生しないエクスパンションを根気強く待てるかどうか?これがボリ平ドラゴンのポイントだと考えます。

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