TradeMax Zillion 【検証とレビュー】

TradeMax Zillionは、榊原卓丸氏による自動売買システム(EA)です。

榊原卓丸氏といえば、以前に書籍を出版されていましたね。「ほったらかしでも月100万円儲かるFX自動売買」という本です。

榊原卓丸氏の書籍
「ほったらかしでも月100万円儲かるFX自動売買」

書籍の中身が気になる方は、Amazonのレビューをご覧下さい。なかなか実直な感想が書かれていると思います。

書籍を購入すると、榊原卓丸氏が開発したとされる3つのEAを、無料でダウンロードすることができます。

にっこりEA(ブレイクアウト用)
まったりEA(レンジ逆張り用)
どっきりEA(急騰急落相場用)
これらのEAについては、Amazonレビューを読めば詳細がわかります。Amazonマーケットプレイス(古本)で、158円程度で購入できます。

前作”TradeMax Pro”の実力は?

ご存じの方は少ないと思いますが、TradeMax Zillionには、実は前作が存在しています。TradeMax ProというEAです。もちろん榊原卓丸氏のEAです。

このTradeMax Proですが、

シストレアワード2010において「爆発力があるで賞」
シストレアワード2011において「上半期グランプリ」
を受賞したEAです。

シストレアワードとは、システムトレードの総合ポータルサイトである、スターズオンラインが開催している大会のようなものです。

そのシストレアワードで、2つの賞を受賞するほどのTradeMax Proですが、某ブログに残念なフォワード成績が掲載されています。

この方は、すでに大きな損を出してしまい、TradeMax Proの運用をストップされています。
>>TradeMax Proのフォワード成績を見てみる

榊原卓丸氏のコピートレードサービス

それから榊原卓丸氏の実績として忘れてはいけないのは、コピートレードサービスDARTS(ダーツ)です。月額16000円のコピートレードです。

DARTSは、一般販売されたものではなく、榊原氏が以前販売したFX商材のバックエンド商品として、200名限定募集されたサービスです。

このコピートレードの成績ですが、わずか90日で資金の50%を失った人もいたようです。現在は、募集を行っているかは不明です。

それから、柳原卓丸氏は、これまでに非常に多くの商材をリリースされています。

GOLDEN ポンド FX
DREAM CFD
Golden ポンド FX NEO
SPEED STAR FX
FX斬
FXメルマガゴールド(月額サービス)
エキスパートエントリー(月額サービス)
DARTS(月額サービス)
TradeMax Pro
TradeMax Zillion
TradeMax Zillionは、EURGBP専用の逆張りEA

さて、TradeMax Zillionですが、その榊原卓丸氏が作成したEAです。

TradeMax Zillionは、EURGBP(ユーロポンド)専用のEA(自動売買)です。口座フリー版と、pepperstone版(口座縛り)の2種類が用意されています。

EURGBP専用EAですが、EURGBP(ユーロポンド)は、他の通貨ペアに比べて、比較的レンジ相場を形成しやすいという特徴があります。TradeMax Zillionは、そのレンジ相場に合わせて、逆張りカウンタートレードを仕掛けるEAです。

さらに、ナンピン(最大4回)を行います。

逆張りのため、荒れ相場に弱い

TradeMax Zillionのフォワード成績を見る限り、成績は良好のようです。ただ気になる点が、一点あります。

販売ページに掲載されているTradeMax Zillionのバックテストデータは、どれも2009年1月以降のものです。

実は、TradeMax Zillionは、5年以上前からバックテストを行うと、2008年で口座破綻する場合があります。※パラ設定によりますが、他のパラでも成績はマイナスです。

つまり、過去5年(以上前から)の相場に合わせて作られたEAではなく、直近の2~3年の相場に合わせて作られたEAということになります。

2008年といえば、9月にリーマンショックのあった年です。あらゆるマーケットが、荒れに荒れた恐慌相場です。

TradeMax Zillionのロジックは、その恐慌相場を避けて、作成されているといことになります。

つまり、今後、あれほどの恐慌相場は起きないだろう、という前提条件の下、稼働させられるEAということです。

私は、このアイデアは、悪くないと思いますが、逆に言えば、TradeMax Zillionは、荒れ相場に弱いという決定的な弱点が存在する可能性が高いとも言えそうです。

しかも最大4回のナンピン(ポジションは最大12倍)を発動させます。

2008年ほどの荒れ相場とまでいかなくても、大きな相場(乱高下)が訪れれば、あっというまに含み損を拡大させて、口座破綻してしまう恐れがありそうで気になります。

どうしても、TradeMax Zillionを使ってみたい方は、その点をしっかりと把握した上で利用するべきでしょう。

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